料理レシピの本屋さん
〜世界の料理レシピ〜

〜小林カツ代さんはあまりにも有名で、たまに本をパラパラと見る機会はあるのですが、購入には至りません。と言うのも私はパパッと出来る料理よりも、ちょっとひと手間かけてでもおいしいものが食べたい派なのです。
今回珍しく「黄金」の文字につられて手に取りましたが、掲載されているレシピは私にとってどれも懐かしいものばかり、「大阪の文化を伝えたい〜〜から、、」と書かれていて納得。「塩鰤」「ぬた」「たけのこの木の芽あえ」「にゅうめん」などなど、どれも大好きだけれど、作り方を知らなかったものばかり、私は舞い上がって嬉しかったです。ですが全国の読者の方から見たらどうでしょう？口に合わない方もいるかもしれませんね。でも関西圏以外の方も挑戦してみませんか？だしの効いた料理や素材の味を生〜〜かした料理、普段はなかなか本にならない内容だと思います。貴重で後々まで残したい本だと思います。〜

「黄金レシピ」とは、くり返し作って、「これが決定版！」とゆるぎない自信を持っている作り方のこと。
大阪の家庭料理の王道がまとまった本といえるでしょう。
巻頭の「塩ぶり」は、作るのに勇気と気合が必要ですが、
「玉子焼き」「白和え」「鯖の味噌煮」「おでん」のように、
定番だけど、なんとなく自信を持って作れない料理の配合が出ているのがうれしいです。
凝った料理はいろいろあるけれど、まずはこの本のレシピを覚えておきたいと思いました。
個人的には、エッセイの「小林カツ代はこんなにいろいろ食べてきた」の、レシピ版という印象。迫力の一冊です。

基本の料理も掲載されていました。
でも、お魚を使ったのが多かったので
なかなか知識としてはいいけど食卓にはちょっと・・・と
いう感じです。
基本が出来ている方にはいいのではないかと思います！