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今日はどこの国にいきますか?
家庭の身近な海外旅行!料理レシピで楽しんでくださいね♪
絵本 フランスの頑固なレシピ
片手で卵を割れなかったサブリナが、上手にスフレを焼けるようになっていた。映画『麗しのサブリナ』で、オードリー・ヘップバーン扮するサブリナが通ったのがフランスの料理学校ル・コルドン・ブルー。1895年パリに設立されて以来、1世紀以上にわたり世界50以上の国々から生徒を迎えてきた名門校である。洒脱で洗練された作風で知られる版画家、山本容子が、作家の林真理子からル・コルドン・ブルー東京校への入学を誘われたとき、真っ先に思い出したのがこの映画だったという。 本書は、2000年1月から3月まで、1日3時間、週4回コースに通った山本が「シェフの早口なフランス語や通訳の言葉に耳を傾けながら、私流に絵や文字を盛り込みました」というレシピ画集。フランス料理は伝統をかたくなに守り続けている「頑固な料理」だが、レシピはすべて公表されている。フランス語と日本語2種類、22回の実習で作られた全レシピには絵や文字の書き込みと共にエッセイが添えられ、著者にとって初のデッサン集ともなった。 「最初の授業は悲鳴から始まった…」という1回目のメニューは若鶏のロティ。フランス人シェフ、ポコ先生が、いきなり特大の包丁で鶏の首を切り落としたのに驚きながら、「V字形で小さな鎖骨が姿を現した瞬間、いとおしくなって」しまう山本。オブジェをつくる彫刻家の感覚で「きれいなローストチキン」の製作に挑む芸術家による鶏の解体法を記したメモは「ダヴィンチの素描」を見るようだ。 「美をたたえながらも、一方で実用的である。それが芸術の本筋だと思うからです」という山本の言葉どおり、料理本として、そして画集として楽しめる。(松本肇子)
さすが! |
銅版画家として有名な山本容子さんの手書きの絵が載っている!
しかもあのル・コルドン・ブルーのレシピにそのまま書いちゃった物だって、と聞いてしまったら欲しくて欲しくてたまらくて!!
ようやく念願かなって手にとって見たらその絵もさることながら
(特にシェフの絵はすごくかわいくて愛らしくってくすっと笑ってしまいます。)エッセイがとっても素敵!!
「第1回 最初の授業は悲鳴から始まった・・・・・・」
え?な・・・何があったの!とドキドキさせておいてあー、なるほど!と納得。
その他にも山本さんなりの料理に対する素敵な解釈がいっぱいで「さすが!」と思わずうなってしまいました。
料理本として使えるのはもちろんですがこの本を片手にその料理を作るには
あまりに!!の本が美しすぎて私には出来ません。
いえ、誰にもそんなことはして欲しくないです!!
赤ワインと暮らす生活! |
フランスの頑固なレシピが絵本になっていてとても分かりやすい。ここに載っている料理は代表的なフランス料理ばかりで、絵本を見るだけで、赤ワインが飲めそうだ。