和食レシピ・イタリアンレシピ・フランス料理レシピ・中華料理レシピ・韓国料理レシピ
今日はどこの国にいきますか?
家庭の身近な海外旅行!料理レシピで楽しんでくださいね♪
母から娘へフランスのレシピ
手間ヒマかけて うまい! |
気合入れておいしいものを作りたいときに見る本です。
遠慮斟酌なしにフランスの料理です。
本書の美しい写真を見るだけで,主婦魂が
「うっとり」と叫びます。
訳をつけるときに,できたらなじみのない食材や調味料の解説を入れてもらいたかったのですが,まぁないならないで,レシピを想像で補うのも楽しいです。
カイエンヌペッパー タラゴン シブレットってどんなもんなんだろうなぁ。うむむ。
お料理よりインテリアや食器にくぎづけ |
在仏の日本人女性にお料理を教えて20年のマダム・ヴォジェル。藤野真紀子さんもその生徒の一人でらっしゃいます。藤野さんのエッセイでも何度となくこのマダムのお人柄が描かれています。この料理本では、お料理だけでなく、お宅のインテリアやアンティークの食器やリネンがとっても素敵なのです。さすが伝統あるフランスといった感じ。
家庭料理のすばらしさ |
フランスの家庭料理とはいっても、難しそうと思いましたが、
この本は日本の家庭料理と同様の温かさがあります。
というのも、ナディーヌさんの台所が、とてもコンパクトなんです。
日本の台所みたい(決して大きくないですよね)な感じで、
すごく親近感がわきました。
日本人にもなじみのある「ブイヤベース」「鶏のポトフ」も
フランスでは、こういう作り方なんだぁと驚きました。
日本のレシピ本に載っている作り方とは一味違いますヨ。
温かい家庭料理 |
デザートも含めて、レストランのコースに出てくる、ファンシーな盛り付けの状態で紹介されているのではなく、どーんと、いかにも家庭料理といった料理で気軽に始められるものばかり。気取ったものではなく、とても温かい家庭料理ばかりです。手軽に毎日フランス料理が楽しめます。
デザートの写真など、テーブルセッティングがとてもきれいで、そういうところもマネしたくなり、眺めてるだけでも温かい気分になります。
前菜、魚料理、肉料理、菓子....という項目分けでメニューが紹介されているので、希望のレシピが探しやすく、献立も立てやすく、気に入っています。
正統派フランス料理 |
日本ではあまり知られていない、正統派のフランス料理が紹介されている。家庭料理という位置づけだけれども、一流料理店で出されてもおかしくないものも多い。しかも、地方色にも配慮してあり、薄い本だけれどもきちんとしたフランス料理の解説本でもある。
少々手に入れにくい材料もあるので、実際に作る時には工夫が必要な場合もあるが、ポロねぎはたまねぎにしてしまったり、マデラ酒は赤ワインにしてしまうというようにアレンジしてしまっていいと思う。作ってみるとフランス料理の本当のおいしさの一端にふれることができるのではないか。
セート風やりいか、豚フィレ肉のノルマンディー風、ハムのクリームソース・ソーリュー風がおすすめ。セート風はカレーのようにご飯にかけて食べると信じられないほどたくさん食べてしまう。