料理レシピの本屋さん
〜世界の料理レシピ〜

中国料理のレシピ本としては、この本と陳さんの「本音
で作る・・・」２冊がお勧めです。
家庭で比較的作りやすいレシピが中心である点、そして
味のメリハリがある点と、陳さんの本と一緒で、書き手
のパーソナリティがしっかりと出ている点も料理教室で
直に教えていただいているような感覚がもて親しみを
覚えました。
麻婆豆腐は沢山のレシピ本で取り上げられていますが、そ
の多くを作ってみて、陳健一さんの上述の本にかなうレシピ
はない！という結論に落ち着いていたのですが、この本の
麻婆豆腐も美味しかったです。甲乙つけ難いくらい。レシ
ピの巻頭を飾るにふさわしい美味しさがありました。但し、
こちらの方がカロリーが高く濃厚なので（陳健一さんの麻婆
はもっとスパイシーで、意外やさっぱりしています。辛い
せいか？）、その日の胃のご機嫌次第、使い分けています。
家庭では意外と難しい炒め物の極意？なども書かれていて、
親切だと思います。

　たまの休日に台所に立つ時、自分の好みで大抵は中華料理。有名店のレシピと知って、さっそく購入しました。写真が多くて、プロセスが分かりやすかったです。
　例えば、チャーハンの作り方。水分を飛ばすために、中華鍋にギュッギッと押しつけてきましたが、それは実は駄目だと書いてありました。本の通りに試してみたら、パラリと美味しいチャーハンができました。家族も「美味しい」と絶賛。自分で食べても、そのへんの中華料理店のチャーハンの１０倍美味しいと思いました。
　「目からウロコ」がたくさん詰まったレシピ集です。

前頁カラーで、とても見やすく分かりやすいレシピ本です。
初心者から取り組めるメニューですが、
おもてなし料理としても十分満足のいくものばかりです。
中華料理では沢山の調味料を使いがちですが、
このレシピの調味料はわりと控えめであったり、
自分で作れるようになってもいます。
あれ、これで味足りるかな？と心配してはみるものの、結果は大満足。
途中、途中に紹介されているカクテルなどのレシピも、
ワンランクアップの中華の演出に心がけているキハチならではと感じました。